ところが、糖尿病は自覚症状が少ないため気づきにくい。しかし、放っておくと確実に進行。全身に様々な「合併症」を招き、ひどくなると失明、足の切断、人工透析に至る場合もあります。
好きなものだけ食べるという偏食を続けていると、年齢とともに糖尿病をはじめ、様々な病気のリスクが上がります。では、シニアの食と栄養のとり方は、どんな傾向があるのでしょう。
糖尿病は、遺伝的要因と、慢性的な食べすぎ、肥満、運動不足、ストレス、過度の飲酒、加齢、妊娠などの環境的要因によって、リスクが高くなります。
しかし、シニアの糖尿病は、成人とは異なった特徴があります。
糖尿病は、食べすぎ・飲みすぎ・運動不足などの日常の生活習慣が原因。以前と食事量が変わっていなくても、加齢とともに基礎代謝が低下するため、使わないエネルギーが蓄積され、「肥満」につながりやすくなります。
加齢とともに、食が細くなり、食事を抜く回数が多くなったり、毎日同じものを食べ続けるという傾向があります。そうした食生活を長く続けることで、必要な栄養が不足し「低栄養」になります。
糖尿病と食事の関係について、中部ろうさい病院の糖尿病専門医と病院管理栄養士がおこたえします。
下の6つの項目の中から、気になるものを選んでください。
主食(糖質)、主菜(たんぱく質)、副菜(ビタミン・ミネラル・食物繊維など)を組み合わせて食べることで、自然とバランスの良い健康長寿食になります。
中部ろうさい病院の病院食の中から「カロリー控えめレシピ」8点を紹介しています。
中部ろうさい病院の病院食の中から「カロリーしっかりレシピ」8点を紹介しています。
減量が必要な方は、日本肥満学会が推奨している「マイクロダイエット」をおすすめ。
1日3食のうち1~2食を「マイクロダイエット」に置き換えることで、栄養のバランスを崩さずに無理なく減量できます。
糖尿病は、治療を継続しながら日常の健康管理を行うことが大切。
個人健康記録アプリ「シンクヘルス®」を使った、質の高い治療を行っています。
有酸素運動筋力運動柔軟運動を日常に取り入れる効果と、無理なく楽しく継続できるポイントを紹介しています。
中部ろうさい病院 糖尿病·内分泌科 部長、栄養管理部 部長
座右の銘「名医は未病を治す」
中部ろうさい病院 栄養管理部 室長
モットー 「栄養の力」は、患者さんを幸せにする
糖質・カロリーが気になる方に、おいしいと評判の病院レシピを一挙公開。
健康長寿でいられるためには、バランス良く自分に合った量を食べることが大切です。
いつまでもおいしく食べられる健康生活のために、ぜひお役立てください。
定価 | 990円(税込) |
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B5判・64ページ | |
監修 | 中部ろうさい病院 |
編集・発行 | 株式会社ライフメディコム |
発売 | 株式会社三恵社 |
当サイト企画・制作 / 株式会社ライフメディコム
当社は、健康医療のマーケティング・セールスプロモーション企画を行っております。健康・医療に関する広告、出版、webサイト制作に至るまでお手伝いいたします。