カレントテラピー　36-12 サンプル page 3/28

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カレントテラピー　36-12 サンプル

ウルグアイの肝臓移植切手2018 年7 月23日，ウルグアイで150例目の肝臓移植を記念して発行された．意匠は白地のウルグアイ地図の上に肝臓が描かれている．地図の上部にシンボルマークが，下部に施設のようなものが描かれているが詳細はわからない．切手の上部に肝臓移植が150例行われたと書かれている．150という数字は症例数を表し，切手の値段は右上部に小さく20ペソと書かれている．ウルグアイは正式には「ウルグアイ東方共和国」である．南米東部に位置する共和制国家で，首都はモンテビデオ．北にブラジル，西にアルゼンチンがあり，大国に挟まれた小国のイメージがある．しかし，面積や総人口（340万人余り）は南米の国家としては小規模だが，チリに続いてラテンアメリカで二番目に生活水準が安定しているとされ，その反映として肝臓移植が150例に達したことを記念して切手を発行したものと思われる．個人的に，駐日ウルグアイ大使と友人になり，大使館でウルグアイ・タンゴを拝見する機会を得た．情熱的なラテンの国を裏付けるような舞踏であり，生活レベルと文化の高さを見せていただいた．なお，肝移植はわが国と異なり，ほとんどが脳死肝移植であり，生体肝移植は少ないものと思われる．機会があったら確かめたい．切手の意匠も肝臓は右葉・左葉のすべてが描かれており，生体肝移植ではないような印象である．国際医療福祉大学医学部長北村　聖今月の表紙December 2018Vol.36 No.1212糖尿病の遠隔管理と職域連携の試み中部ろうさい病院糖尿病・内分泌内科部長　中島英太郎 p.66睡眠時無呼吸症候群の持続陽圧（CPAP）呼吸療法の遠隔モニタリング京都大学大学院医学研究科呼吸管理睡眠制御学講座特定教授　陳　和夫 p.73在宅酸素療法の遠隔モニタリング鳥取大学医学部病態検査学講座教授　鰤岡直人 p.78救急遠隔医療利根中央病院外科部長　郡　隆之 p.84Key wordsオンライン診療京都府立医科大学眼科/デジタルハリウッド大学大学院客員教授　加藤浩晃 p.89Telestroke聖マリアンナ医科大学脳神経内科教授　長谷川泰弘 p.90治療アプリ日本赤十字社医療センター呼吸器内科/CureApp Institute代表理事　佐竹晃太 p.91座談会遠隔医療の発展の流れ p.92司　会 長谷川高志　特定非営利活動法人日本遠隔医療協会特任上席研究員出席者 東福寺幾夫　高崎健康福祉大学健康福祉学部医療情報学科学科長　　　 酒巻哲夫　高崎市医師会看護専門学校副校長年間総目次… ……………………………………… p.100バックナンバー… ………………………………… p.106次号内容目次… …………………………………… p.107国内学会スケジュール… ………………………… p.108読者アンケート… ………………………………… p.109