カレントテラピー 36-10 サンプル page 3/30
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カレントテラピー 36-10 サンプル
『ファブリカ』の骨格今月は骨粗鬆症の特集ということで,骨格が描かれている切手を選んだ.2014年にポルトガルで発行されたヴェサリウス生誕500年記念の切手である.彼の有名な解剖図譜である『ファブリカ』の骨格が描かれている.『ファブリカ』の図譜5枚をそれぞれ切手にした小型シートの一枚である.アンドレアス・ヴェサリウスは,現代解剖学の父と呼ばれている.彼の著書『ファブリカ』は,実際の解剖による所見のみによって精密に描かれている.それまでのガレノスを中心とする古代ローマ以来の旧態依然とした解剖学を改めて,目の前の真実を忠実に記載した.彼と彼の著書『ファブリカ』の出現の背景には,神聖ローマ帝国の晩年という時代がある.彼が生まれた頃は,ダ・ヴィンチの最晩年で,またルターの宗教改革が始まった頃でもある.1543年,『ファブリカ』が出版された年に,コペルニクスが地動説を発表している.また,1564年,ヴェサリウスが亡くなった年にガリレオ・ガリレイが生まれている.なお,なぜポルトガルからヴェサリウス生誕500年記念切手が発行されたか,その詳しい経緯はわからない.経歴を見てもポルトガルとの接点は見当たらない.国際医療福祉大学医学部長北村 聖今月の表紙October 2018Vol.36 No.1010骨粗鬆症治療薬の合併症─ 顎骨壊死と非定型大腿骨骨折─産業医科大学整形外科講師 善家雄吉 p.70インプラント周囲骨折─増加する人工関節,骨折内固定材料周囲骨折─津山中央病院整形外科主任/岡山大学大学院医歯薬学総合研究科整形外科 吉村将秀 p.77代替療法転倒防止による脆弱性骨折の予防国立長寿医療研究センター整形外科医長 渡邉 剛 p.84治療薬解説最新の骨粗鬆症薬─次世代創薬の展望─東京大学大学院医学系研究科・整形外科学准教授/東京大学医学部附属病院・骨粗鬆症センターセンター長 齋藤 琢 p.90Key words骨強度─骨量と骨質─東京慈恵会医科大学整形外科学講座准教授 斎藤 充 p.95脆弱性骨盤骨折の治療札幌徳洲会病院整形外科外傷センター部長 上田泰久 p.96骨の構造と強度を決めるメカノバイオロジー─ 骨芽細胞はメカノセンサー細胞か? ─国立障害者リハビリテーションセンター病院臨床研究開発部部長 澤田泰宏 p.98座談会チーム医療としての骨粗鬆症診療─ 整形外科と内科の連携と役割分担─ p.100司 会 河野博隆 帝京大学医学部整形外科学講座主任教授出席者 小川純人 東京大学大学院医学研究科加齢医学准教授 渡部欣忍 帝京大学医学部附属病院外傷センターセンター長 酒井昭典 産業医科大学整形外科教授バックナンバー… ………………………………… p.108次号内容目次… …………………………………… p.109国内学会スケジュール… ………………………… p.110読者アンケート… ………………………………… p.111