カレントテラピー 35-11 サンプル page 9/28
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概要:
カレントテラピー 35-11 サンプル
12 Current Therapy 2017 Vol.35 No.111022400Time of Day3002001001807000 3 6 9 12 15 18 21 24超速効型16-8-12 持効型4-0-16400Time of Day3002001001807000 3 6 9 12 15 18 21 24超速効型16-8-10 持効型4-0-15400Time of Day3002001001807000 3 6 9 12 15 18 21 24超速効型16-8-9 持効型4-0-15400mg/dL mg/dLmg/dL mg/dL mg/dLTime of Day3002001001807000 3 6 9 12 15 18 21 24超速効型16-8-9 持効型4-0-14超速効型16-8-9 持効型4-0-14400Time of Day3002001001807000 3 6 9 12 15 18 21 24第4日目第5日目第1日目a第2日目第3日目400Time of Day3002001001807000 3 6 9 12 15 18 21 24超速効型16-8-12 持効型4-0-16400Time of Day3002001001807000 3 6 9 12 15 18 21 24超速効型16-8-10 持効型4-0-15400Time of Day3002001001807000 3 6 9 12 15 18 21 24超速効型16-8-9 持効型4-0-15400mg/dL mg/dLmg/dL mg/dL mg/dLTime of Day3002001001807000 3 6 9 12 15 18 21 24超速効型16-8-9 持効型4-0-14超速効型16-8-9 持効型4-0-14400Time of Day3002001001807000 3 6 9 12 15 18 21 24第4日目第5日目第1日目b第2日目第3日目図6 初めは基礎インスリンが多かったが,基礎インスリンの減量によって適切な状態になったと考えられた症例のCGMデータ(57 歳男性,38 歳時に診断された緩徐進行1型糖尿病,血清C ペプチド値:0 . 1 ng/mL 未満,入院症例)a:CGMによるグルコース濃度の推移を示す.初めは持効型インスリンを朝4単位,夕16単位打っていた.グルコース濃度は食事の時間帯を中心に大きく変動していた.b:超速効型インスリンが作用している時間帯(注射後3時間)をマスク(グレーのボックス)した.第1日目ならびに第2日目の15時~18時の3時間で急速にグルコース濃度の低下がみられている(黒矢印).また,第1日目の深夜に低血糖を起こしていることがわかる(グレー矢印).第2日目の夕方から持効型インスリンを朝4単位,夕15単位に減量したところ,第2日目の深夜以降,深夜ならびに15時~18時の血糖変動がほぼ平坦となった.最終的に超速効型インスリンを朝4単位,夕14単位にまで減量し,退院となった.