カレントテラピー 34-3 サンプル

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世界リウマチ年1977年にレソトで発行された世界リウマチ年を記念する切手.本誌,Vol.33No.8(2015)で紹介した切手とシリーズになっている.レソト王国は南アフリカに囲まれた小国.1966年にイギリスから独立し,現在もイギリス連邦に加盟している.優れたデザインの記念切手を発行し,これも産業のひとつとなっていたが,最近では,繊維製品を輸出の主体としているようである.1977年は世界リウマチ連盟により「世界リウマチ年」と定められ,リウマチ性疾患の予防と対策及び研究を推進する運動が展開された.そして「世界リウマチ年」を記念して全世界で多くの切手が発行された.紹介した切手はそのひとつである.さて本号は,リウマチではなく認知症がトピックであるが,イメージで切手を選んでみた.最近の報告で,先進国では認知症の発生頻度が低下しているとの報告があった(N Engl J Med 374:523-532, 2016).それも高学歴層で顕著であるそうである.その原因はわからないとされているが,おそらく医療よりも,食事や住環境などの公衆衛生的な面の違いではないだろうか.高齢化社会を迎えて,このような切手が増えるかもしれない.東京大学大学院医学系研究科医学教育国際研究センター教授北村 聖今月の表紙March 2016Vol.34 No.3 3当事者・家族からのお願い「認知症の人と家族の会」と認知症医療公立大学法人新潟県立看護大学看護学部准教授/前公益社団法人認知症の人と家族の会理事 原 等子 p.65認知症医療者に求められる視点と視座NHKエンタープライズグローバル事業本部医療・福祉フォーラム制作統括 横川清司 p.70在宅に求められる「覚悟」─“ありのまま”を受け入れるために─フリーアナウンサー 町 亞聖 p.75治療薬解説アルツハイマー型認知症治療薬の使い分け八千代病院 認知症疾患医療センターセンター長 川畑信也 p.80Key words認知症施策推進総合戦略(新オレンジプラン)について厚生労働省老健局総務課認知症施策推進室長 水谷忠由 p.86タウイメージング─最もホットな認知症イメージング─国立研究開発法人放射線医学総合研究所分子神経イメージング研究プログラム主任研究員 島田 斉 p.87座談会早期診断を早期絶望にしないために p.88司 会 朝田 隆  東京医科歯科大学脳統合機能研究センター認知症研究部門特任教授出席者 齋藤正彦 東京都立松沢病院院長    川村雄次 NHK制作局文化・福祉番組部チーフディレクター国内学会スケジュール… …………………………… p.99バックナンバー… ……………………………………p.100次号内容目次… ………………………………………p.101