カレントテラピー 33-5 サンプル

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経皮心臓弁May 2015Vol.33 No.5 52013年に発行された「イスラエルの成果」と題する切手のひとつ.3月号で紹介した冠動脈ステントの切手と同じシリーズである.意匠は米国エドワーズライフサイエンス社のデバイス「Sapien」で,経カテーテル大動脈弁留置術(TAVI)のデバイスのように見える.この開発に,イスラエルがどのように関わったかは,調べた範囲ではわからなかった.重症大動脈弁狭窄症に対する治療で,高齢やリスクが高く外科手術の適応とならない患者に対して,TAVI が行われている.1980年代はバルーンによる弁形成術(BAV)であったが,再狭窄をきたし,結果的にBAVをしても予後の改善につながらなかったことを背景に,フランスのルーアン大学のAlain Cribier教授によりTAVIが考案され,2002年に第一例が施行された.現在,弁の留置経路は,経大腿動脈アプローチ(transfemoral approach)と経心尖アプローチ(transapical approach)の2つのアプローチ方法が行われている.日本初のTAVI用デバイス(エドワーズライフサイエンス社)が2013年に薬事承認を受け,日本でも臨床現場への導入が進んでいる.東京大学大学院医学系研究科医学教育国際研究センター教授北村 聖今月の表紙治療の進歩日米の動脈硬化性疾患予防ガイドライン帝京大学臨床研究センターセンター長 寺本民生 p.59Stent Graft ─大動脈疾患に対する低侵襲治療─横浜市立大学医学部外科治療学教室准教授 鈴木伸一 p.66脳梗塞に対する自己骨髄細胞を用いた再生医療─医師主導治験による実用化─札幌医科大学医学部附属フロンティア医学研究所神経再生医療学部門教授 本望 修 p.73代替療法動脈硬化症の鍼治療北里大学東洋医学総合研究所臨床准教授 伊藤 剛 p.78治療薬解説LCZ696香川大学医学部薬理学教授 西山 成 p.82Key wordsIVUS/OCT横浜市立大学附属市民総合医療センター心臓血管センター准教授 日比 潔 p.88TAVI─大動脈弁疾患に対する低侵襲治療─慶應義塾大学医学部循環器内科講師 林田健太郎 p.89座談会動脈硬化の成因と治療のエビデンス p.90司 会 梅村 敏 横浜市立大学医学部循環器・腎臓内科学主任教授出席者 寺本民夫 帝京大学臨床研究センターセンター長    朔 啓二郎 福岡大学医学部心臓・血管内科学講座教授国内学会スケジュール… ……………………………p.105バックナンバー… ……………………………………p.106次号内容目次… ………………………………………p.107