カレントテラピー 31-12 サンプル

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Current Therapy 2013 Vol.31 No.12 91199診断基準の信頼性・妥当性について担保されていることが必要であるが,IBSではそれが実証されているのに対し4),FDについてはこれからの課題という現状である5).すなわち,現在の実臨床ではRome基準でFGIDを診断することが妥当・有用であるか不明な点が多いといえよう.Ⅱ 実地医家の病名・Rome基準の認知度2009年度日本内科学会 生涯教育講演会(Aセッション)参加者を対象にFD診療の状況,FDに該当する患者への説明・投薬・診療姿勢,Rome基準の認知と診療での活用について質問票を用いて調査を行った.質問票は無記名で回収箱への自由投函とし,A. 機能性食道障害A1. 機能性胸やけA2. 食道由来機能性胸痛A3. 機能性嚥下困難A4. 球症状B. 機能性胃十二指腸障害B1. 機能性ディスペプシアB1a. 食後愁訴症候群(postprandialdistress syndrome:PDS)B1b. 心窩部痛症候群(epigastric painsyndrome:EPS)B2. ?気(げっぷ)障害B2a. 空気嚥下症B2b. 非特異過剰?気B3. 悪心・嘔吐障害B3a. 慢性特発性悪心(chronic idiopathicnausea:CIN)B3b. 機能性嘔吐B3c. 周期性嘔吐症候群(cyclic vomitingsyndrome:CVS)B4. 成人反芻症候群C. 機能性腸障害C1. 過敏性腸症候群(irritable bowelsyndrome:IBS)C2. 機能性腹部膨満C3. 機能性便秘C4. 機能性下痢C5. 非特異機能性腸障害D. 機能性腹痛症候群(functional abdominal pain syndrome:FAPS)E. 機能性胆嚢・オッディ括約筋(sphincter or oddi:SO)障害E1. 機能性胆嚢障害E2. 機能性胆道・オッディ括約筋障害E3. 機能性膵・オッディ括約筋障害F. 機能性直腸肛門障害F1. 機能性便失禁F2. 機能性直腸肛門痛F2a. 慢性直腸痛F2a1. 肛門挙筋症候群F2a2. 非特異直腸肛門痛F2b. 一過性直腸痛F3. 機能性排便障害F3a. 排便協調障害F3b. 糞便排出不全G. 新生児および乳幼児の機能性障害G1. 乳児の口腔内食物逆流G2. 乳児反芻症候群G3. 周期性嘔吐症候群G4. 乳児疝痛G5. 機能性下痢G6. 乳児排便困難G7. 機能性便秘H. 小児・青年期の機能性障害H1. 嘔吐・空気嚥下症H1a. 青年期反芻症候群H1b. 周期性嘔吐症候群H1c. 空気嚥下症H2. 腹痛関連機能性消化管障害H2a. 機能性ディスペプシアH2b. 過敏性腸症候群H2c. 腹部片頭痛H2d. 小児機能性腹痛H2d1. 小児機能性腹痛症候群H3. 便秘・便失禁H3a. 機能性便秘H3b. 非貯留性便失禁表1機能性消化管障害〔参考文献2)より引用〕