カレントテラピー 31-11 サンプル page 3/32
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カレントテラピー 31-11 サンプル
乳癌撲滅切手November 2013Vol.31 No.1111人の姿と,ピンクリボン(Pink ribbon)が描かれた意匠である.2012年3月1~8日まで開かれた癌学会を記念した切手のようである.がん撲滅を願って多くの国から切手が発行されている.さらに,がん全般ではなく肺癌など,臓器を限ったがん撲滅切手も発行されている.そのなかで,乳癌は自己診察の普及と早期発見が予後に大きく影響することから,多くの啓発切手が発行されている.ピンクリボンは,1992年ごろから使われている乳癌予防の啓発運動のシンボルである.AIDS予防がレッドリボンであることに影響を受けたものと思われる.乳がんの正しい知識を広め,乳がん検診の早期受診を推進することなどを目的として,世界規模でキャンペーンが行われており,ピンクリボンはそのシンボルとなっている.毎年10月1日はピンクリボンデーとされ,東京タワーやレインボーブリッジ,明石大橋などがピンク色の照明になる.日本人では16人にひとりの割合で,生涯に乳癌を経験するとされている.胸部自己診断法とマンモグラフィーで早期診断が可能とされており,わが国でもこのような啓発切手が発行されてもよいだろう.東京大学大学院医学系研究科医学教育国際研究センター教授北村 聖今月の表紙代替療法レスベラトロールと動脈硬化東京大学大学院医学系研究科加齢医学講座助教 大田秀隆 p.60治療薬解説頸動脈プラークに対するスタチン治療自治医科大学企画経営部医療情報部准教授 興梠貴英 p.65抗血栓,抗血小板治療と頸動脈プラーク東海大学医学部内科学系循環器内科学教授 後藤信哉 p.70エイコサペンタエン酸(EPA)/ドコサヘキサエン酸(DHA)自治医科大学臨床検査医学・内科学講座内分泌代謝学部門助教 宮本倫聡 p.73Key wordsMultiple Vessel Disease 全身血管病福岡山王病院循環器内科循環器センター長 横井宏佳 p.78心疾患合併例の頸動脈プラーク東海大学医学部内科学系循環器内科学教授 伊苅裕二 p.79座談会頸動脈プラークに対する治療戦略 p.80司 会 小室一成 東京大学大学院医学系研究科循環器内科学教授出席者 内山真一郎 東京女子医科大学神経内科主任教授 坂井信幸 神戸市立医療センター中央市民病院脳神経外科部長国内学会スケジュール… …………………………… p.91バックナンバー… …………………………………… p.92次号内容目次… ……………………………………… p.93