カレントテラピー　31-10　サンプル page 6/32

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概要：
カレントテラピー　31-10　サンプル

Current Therapy 2013 Vol.31 No.10 91006女性7.5g未満を充たしているものの割合をみると，男女いずれも31％程度にとどまっている．ただし，この割合は地域ブロックによって差異が認められ，性別に最高と最低を比較すると，男性の南九州（熊本，宮崎，鹿児島，沖縄）と関東Ⅱ（茨城，栃木，群馬，山梨，長野）の間では約13ポイント，女性の近畿Ⅱ（奈良，和歌山，滋賀）と東北（青森，岩手，宮城，秋田，山形，福島）では，およそ21ポイントの違いが認められた（表1）．なお，平成25年度より展開されている健康日本21（第2次）3）で示された平成34年度における目標量は8g（男女同一の値）である．（g/日）1413121110912.712.112.412.212.0 11.911.611.4 11.49.9 9.89.610.710.910.5 10.510.3 10.110.711.711.211.511.2 11.110.910.610.4平成15年16年17年18年19年20年21年22年23年総数男性女性図1食塩摂取量の平均値の年次推移（20歳以上）〔平成15～23年国民健康・栄養調査〕（g/日）15129630総数（3,085）20～29歳（259）30～39歳（479）40～49歳（480）50～59歳（521）60～69歳（600）70歳以上（746）総数（3,668）20～29歳（328）30～39歳（525）40～49歳（558）50～59歳（555）60～69歳（749）70歳以上（953）男性女性11.410.7 10.8 11.111.912.311.19.68.8 8.79.510.2 10.49.6図2　性・年齢階級別食塩摂取状況（平成23年国民健康・栄養調査における成人1人1日当たりの摂取状況）