カレントテラピー 31-10 サンプル

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心臓病学の切手October 2013Vol.31 No.1010カーボベルデから2011年に発行された心臓病の切手.4種類セットの1枚である.カーボベルデは,大西洋の北,アフリカ大陸の西沖合い,マカロネシアに位置するバルラヴェント諸島とソタヴェント諸島からなる共和制国家である.心臓病の切手を発行する由縁に関してはよくわからない.開発途上国では,国の施策を国民にアピールする目的などに,切手が使われることが多い.想像するに,心臓病の予防のために健診を受診しましょうといった趣旨であろう.アフリカ諸国では,エイズやマラリアの予防に関する切手が多かったが,開発が進むにつれて,感染症から生活習慣病に移行したことの表れかもしれない.ただ,切手そのものがどの程度使われるかにより宣伝効果も違ってくる.先進国では,電子メールの普及に伴い,従来の郵便物は少なくなってきており,また切手を収集する郵趣家も激減している.意匠はいたってシンプルで,心臓の上に直接聴診器を当てている図案である.東京大学大学院医学系研究科医学教育国際研究センター教授北村 聖今月の表紙減塩レシピの開発と提供『国循の美味しい!かるしおレシピ』国立循環器病研究センター臨床栄養部(現:国立病院機構宇多野病院診療部) 髙木洋子 p.57代替療法減塩食品の現状(開発・導入時の課題)と今後の展望味の素株式会社 バイオ・ファイン事業本部 アミノ酸部マーケティンググループ 部長 野村善博 p.63治療薬解説各種利尿薬の使い分け琉球大学大学院医学研究科臨床薬理学分野教授 植田真一郎 p.70Key wordsWorld Action on Salt & Health(WASH)国立循環器病研究センター生活習慣病部門部門長/高血圧・腎臓科部長 河野雄平 p.75食塩感受性遺伝子東京大学医学部附属病院腎臓内分泌内科 広浜大五郎 p.76パターン食:DASH食について琉球大学保健管理センター准教授 崎間 敦 p.77座談会減塩後進国からどう脱却するか? p.78司 会 土橋卓也 独立行政法人国立病院機構九州医療センター高血圧内科科長出席者 日下美穂 日下医院院長    大屋祐輔 琉球大学大学院循環器・腎臓・神経内科学教授国内学会スケジュール… …………………………… p.87バックナンバー… …………………………………… p.88次号内容目次… ……………………………………… p.89