カレントテラピー　30-8　サンプル page 3/28

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8August 2012Vol.30 No.8心腎連関と再生医療細胞シートを用いた心不全治療東京女子医科大学先端生命医科学研究所教授清水達也p.83腎臓再生からみた腎臓病治療の展望東京大学大学院医学系研究科先端腎臓・再生医学講....

8August 2012Vol.30 No.8心腎連関と再生医療細胞シートを用いた心不全治療東京女子医科大学先端生命医科学研究所教授清水達也p.83腎臓再生からみた腎臓病治療の展望東京大学大学院医学系研究科先端腎臓・再生医学講座特任准教授菱川慶一p.89今月の表紙治療薬解説直接的レニン阻害薬国際医療福祉大学三田病院内科福田誠一p.94ACE阻害薬とARB横浜市立大学附属病院腎臓・高血圧内科助教小林雄祐p.99アルドステロン拮抗薬東京慈恵会医科大学循環器内科学加藤大介p.105ナトリウム利尿ペプチド京都大学大学院医学研究科内分泌代謝内科桒原孝成p.111腎性貧血治療薬大阪大学大学院医学系研究科腎疾患統合医療学寄附講座教授椿原美治p.118Key words中心動脈圧埼玉医科大学地域医学・医療センター講師大野洋一p.124血管石灰化東京女子医科大学東医療センター内科准教授小川哲也p.125座談会心腎連関の病態と治療p.126司会新田孝作東京女子医科大学第四内科主任教授出席者市原淳弘柏原直樹南学正臣東京女子医科大学高血圧・内分泌内科主任教授川崎医科大学腎臓・高血圧内科学教室教授東京大学大学院医学系研究科腎臓・内分泌内科教授バックナンバー………………………………………p.136次号内容目次…………………………………………p.137母子保健先月に引き続いて，1964年2月24日発行のイスラエルの切手．保険制度10周年を記念して発行された4枚セットの1つである．意匠は，母と子を両手の手掌でしっかりと支えているもので，母子保健をイメージしている．わが国は，保健全般に関し先進国であるが，なかでも母子保健に関しては世界の最先端を行っている．例えば乳児死亡率は，1,000人当たり3人であり，一方のイスラエルも4人といずれも世界のトップクラスである．因みに最低はアフガニスタンの165人である（2010年WHO集計）．母子の健康増進に関しては，わが国では1965年に定められた母子保健法にのっとり進められている．なかでも，母子健康手帳は他国に類をみない制度であり，この制度が海を渡りインドネシアで根づいている．イスラエルには同じような制度があるかは不明であるが，予防注射の記録ノートはあるようである．東京大学医学教育国際協力研究センター教授北村聖