カレントテラピー　30-5　サンプル page 15/38

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N0 N1 N2-N3Proportionsurvivingp＜0.0001AUC＝0.683Proportionsurvivingp＜0.0001AUC＝0.7291.01.00.80.80.60.60.40.40.20-11 nodes（1st quartile, n＝1,144）0.212-19 nodes（2nd quartile, n＝1,046）0 3060 90 ....

N0 N1 N2-N3Proportionsurvivingp＜0.0001AUC＝0.683Proportionsurvivingp＜0.0001AUC＝0.7291.01.00.80.80.60.60.40.40.20-11 nodes（1st quartile, n＝1,144）0.212-19 nodes（2nd quartile, n＝1,046）0 3060 90 120 150 0 30Survival（月）60 90 120 150Survival（月）Proportionsurvivingp＜0.0001AUC＝0.733Proportionsurvivingp＜0.0001AUC＝0.7451.01.00.80.80.60.60.40.40.220-30 nodes（3rd quartile, n＝1,000）0.231-162 nodes（4th quartile, n＝1,011）0 3060 90 120 150 0 30Survival（月）60 90 120 150Survival（月）図2根治度A大腸癌のリンパ節郭清・検索個数別にみた癌特異的生存曲線と予後識別能力AUC：c-index，c-index 0.7～0.8：good，0.81～0.90：excellent〔参考文献22）より引用改変〕ンスは得られていない．しかし，個数の多いリンパ節郭清・検索個数はより根治的に大腸癌手術が行われたことを間接的に支持する報告はある．StageⅡだけではなくstageⅢにおいても，リンパ節郭清・検索個数が増えるにつれて生存率が向上するという20事実）や，リンパ節陰性個数がstageとは独立した23予後因子であるとする報告）がそれである．前述の大腸癌術後フォローアップ研究会の解析結果は，リンパ節郭清・検索個数はstageと独立した予後因子であり，特にstageⅡで予後に強く影響していた．また，stageⅡにおけるリンパ節郭清・検索個数と死亡の対数ハザード間の非単調関係は，リンパ節個数が多いほど下がり続けていた（図3）22）．すなわち，本邦のstageⅡではD3郭清により供出されるリンパ節個数の多さに比例してsurvival benefitが得られる可能性を示している22）．34Current Therapy 2012 Vol.30 No.5408