カレントテラピー 30-2 サンプル page 3/26
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February 2012Vol.30 No.2 2代替療法ストレスと漢方治療,アティテューディナル・ヒーリング水島広子こころの健康クリニック(対人関係療法専門)院長/慶應義塾大学医学部非常勤講師水島広子p.64治療薬解説今月の表....
February 2012Vol.30 No.2 2代替療法ストレスと漢方治療,アティテューディナル・ヒーリング水島広子こころの健康クリニック(対人関係療法専門)院長/慶應義塾大学医学部非常勤講師水島広子p.64治療薬解説今月の表紙抗うつ薬の特徴と使い方慶應義塾大学医学部精神神経科学教室/あさかホスピタル総合診療科新福正機p.68Key wordsメタボリックシンドローム:ストレスとの関連帝京大学公衆衛生大学院・医学部附属病院心療内科教授中尾睦宏p.74精神的痛み:緩和医療における痛みの理解東京医科歯科大学大学院心療・緩和医療学分野准教授松島英介p.75認知処理療法(CPT):心的外傷後ストレス障害の治療法座談会独立行政法人国立精神・神経医療研究センター認知行動療法センター研修指導部長堀越勝p.76疾患をストレスの視点から考えるp.78司会大野裕独立行政法人国立精神・神経医療研究センター認知行動療法センター長出席者吉内一浩川上憲人東京大学大学院医学系研究科内科学専攻ストレス防御・心身医学分野准教授東京大学大学院医学系研究科精神保健学分野教授バックナンバー………………………………………p.88次号内容目次…………………………………………p.89がん征圧運動1966年(昭和41年)10月21日発行のがん征圧運動寄付金付き切手である.いわゆるがん征圧運動は1960年から行われていたが,1966年に第9回国際癌学会が東京で吉田富三博士を会長として開催されたのに合わせて寄付金付き切手として発行された.切手は写真に示した「回転式コバルト照射装置」(7+3円)とエックス線をデザインした公募意匠のもの(15+5円)の2種類が発行された.発行されたときは,放射線治療装置はあまりなじみがなく,デザイン的にも「がん征圧」の文字が後で印刷されたような感じで評判がよくなかったが,いま改めて見ると,50年近く前にこのような武器でがんと闘っていたのかという感慨を覚える.その後,癌の診療・治療は飛躍的に発展し,またがん対策基本法も制定されたが,がん征圧を謳った切手はこれ以降,わが国では発行されていない.東京大学医学教育国際協力研究センター教授北村聖