カレントテラピー 30-12 サンプル

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1.401.20収縮期1.0血圧の0.8低下の0.6増強度0.40.21.04(0.88~1.20)他の薬剤の併用0.19(0.08~0.30)1.00(0.76~1.24)0.23(0.12~0.34)1.16(0.93~1.39)0.2(0.14~0.26)0.89(0.69~1.09)常用量の倍使用....

1.401.20収縮期1.0血圧の0.8低下の0.6増強度0.40.21.04(0.88~1.20)他の薬剤の併用0.19(0.08~0.30)1.00(0.76~1.24)0.23(0.12~0.34)1.16(0.93~1.39)0.2(0.14~0.26)0.89(0.69~1.09)常用量の倍使用0.37(0.29~0.45)1.01(0.90~1.12)0.22(0.19~0.25)0利尿薬β遮断薬ACE阻害薬Ca拮抗薬全体図4併用療法有用性〔参考文献4)より引用改変〕ARBARB/Ca拮抗薬ARB/利尿薬ARBARBARB降圧効果増強Ca拮抗薬利尿薬相加効果相乗効果図5食塩感受性高血圧に対する降圧効果〔参考文献5)より引用改変〕Ⅲ配合剤の有用性降圧薬のように長期間にわたり内服を続ける必要のある薬剤では,アドヒアランスを改善させるために,内服方法をできるだけシンプルにすることが重要である.そのためには投与回数を1日1回にすることと,服薬錠剤数を減らす必要がある.これを踏まえて製造されているのが合剤である.Guptaらは,合剤が本当にアドヒアランスの改善に有効であるかを確認するためメタ解析を行った6).その結果,2剤併用に比べて,配合剤のほうが有意にアドヒアランスを改善させることを示した(図6).しかし,血圧のコントロールや有害事象に関しては,併用と合28Current Therapy 2012 Vol.30 No.121244