カレントテラピー 29-12 サンプル page 3/42
このページは カレントテラピー 29-12 サンプル の電子ブックに掲載されている3ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「電子ブックを開く」をクリックすると今すぐ対象ページへ移動します。
概要:
代替治療がん特異的な細胞治療の現状北海道大学遺伝子病制御研究所疾患制御研究部門免疫制御分野教授西村孝司●61治療薬解説低分子治療:低分子治療薬による分子標的の阻害とその選択性-JAK2阻害剤開発の近況抗体治....
代替治療がん特異的な細胞治療の現状北海道大学遺伝子病制御研究所疾患制御研究部門免疫制御分野教授西村孝司●61治療薬解説低分子治療:低分子治療薬による分子標的の阻害とその選択性-JAK2阻害剤開発の近況抗体治療Rigel Pharmaceuticals, Inc. VP Biology等泰道●67聖マリアンナ医科大学臨床腫瘍学診療助手伊澤直樹●76今月の表紙Key words分子腫瘍マーカー研究と遺伝子滋賀医科大学医学部腫瘍内科教授/腫瘍センター長醍醐弥太郎●81薬物治療における分子腫瘍マーカー座談会慶應義塾大学医学部消化器内科講師浜本康夫●82分子腫瘍マーカー――――――――――――――――――――――――――――――――――――――●84司会今井浩三出席者宮本新吾伊東文生年間総目次バックナンバー次号内容目次東京大学医科学研究所附属病院長・教授福岡大学医学部産婦人科教授聖マリアンナ医科大学消化器・肝臓内科教授――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――●92――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――●98――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――●99眼内レンズ英国の医学切手シリーズのひとつ.眼内レンズとそれを発明したSir NicholasHarold Lloyd Ridley(1906-2001)を顕彰したものである.Ridleyは英国の眼科医で,白内障患者に対して,人工的な眼内レンズを初めて使用した.この発明以前の白内障に対する手術は,単に混濁した水晶体を取り除くという方法で,この方法では水晶体のもつ屈折力(約20D程)も失われるため,手術後,強度の遠視になっていた.そのため生活のためには,いわゆる「牛乳瓶の底のような眼鏡」やコンタクトレンズを使用する必要があった.1949年,Ridleyはその弱点を克服するために眼の中にレンズを入れるというアイディアを思いつき,眼内レンズを開発し,眼内に挿入するようになった.その後さまざまなレンズが開発されるが,一般に単焦点眼内レンズが使用され,術後は単焦点となり,理論上調節力はなくなる.眼内レンズは固定する場所により,前房支持型,後房支持型,虹彩支持型,縫着用の4種類に分けることができるが,切手の意匠は前房支持型である.(東京大学医学教育国際協力研究センター教授北村聖)