カレントテラピー 31-9 サンプル

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インスリン分子を描いた切手September 2013Vol.31 No.9 91971年ベルギー発行のインスリン発見50周年記念切手.意匠はインスリン分子とベネディクト反応を描いている.インスリンの発見は,1921年にカナダの整形外科医フレデリック・バンティング(Frederick Banting)と医学生チャールズ・ベスト(Charles Best)によりインスリンが抽出されたことによる.ノーベル賞はそれから間もなく,1923年バンティングとその研究室のオーナーであったジョン・ジェームズ・リチャード・マクラウド(John JamesRichard Macleod)に贈られた.マクラウドは部屋を貸しただけでノーベル賞を受賞した男として有名である.ベネディクト反応は,1911年に米国の スタンリー・R・ベネディクト(StanleyR. Benedict)が,糖尿病の診断用に開発した.現在もベネジクト液あるいはベネジクト試薬として知られ,還元性の糖(麦芽糖,果糖,ブドウ糖)の検出のため用いられる.この切手に描かれているインスリンはプロインスリン分子であり,Cペプチドが切れてインスリン分子になる.インスリン分子を描いた切手として有名なものである.東京大学大学院医学系研究科医学教育国際研究センター教授北村 聖今月の表紙糖尿病と骨粗鬆症―疫学的知見と基礎的考察―虎の門病院内分泌センター部長 竹内靖博 p.72糖尿病と歯周病―疫学的知見とその基礎的考察―東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科歯周病学分野教授 和泉雄一 p.78漢方薬療法糖尿病の漢方治療―最新のエビデンス―愛知学院大学心身科学部健康栄養学科准教授 宇野智子 p.85Key words亜鉛トランスポーターと1型糖尿病長崎大学病院生活習慣病予防診療部准教授 川﨑英二 p.911型糖尿病と膵島移植―現状と展望―独立行政法人国立国際医療研究センター研究所膵島移植プロジェクト研究長 霜田雅之 p.92概日時計と生活習慣病山口大学時間学研究所教授 明石 真 p.93KATPチャネルと新生児糖尿病自治医科大学生理学講座統合生理学部門講師 下村健寿 p.94糖尿病合併症のプロテオーム解析独立行政法人国立国際医療研究センター研究所糖尿病研究センター臓器障害研究部部長 鏑木康志 p.95座談会糖尿病診療のリアルワールド p.96司 会 野田光彦 独立行政法人国立国際医療研究センター糖尿病研究部長出席者 中神朋子 東京女子医科大学糖尿病センター講師    森 保道 虎の門病院内分泌代謝科糖尿病・代謝部門部長バックナンバー… ……………………………………p.106次号内容目次… ………………………………………p.107