カレントテラピー 31-10 サンプル

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12 Current Therapy 2013 Vol.31 No.101009とが考えられる.そこで,食塩摂取密度(エネルギー摂取量1,000kcal当たりの食塩摂取量)を求め比較してみたところ,1975年は6.3g程度であったものが2010年には5.5g程度と低値傾向となっていた.このことから,食事全体に占める食塩の割合も同時に減少傾向となっていることが示唆された.さらに,2000年,2005年,2010年について,既存の報告書から集計値を拾い上げ,別途,性・年齢階級別での食塩摂取密度を求め図示してみた(図5).これによると,各属性によって多少の違いは認めら910111213141516(g/日)1980(昭和55)年1990(平成2)年2000(平成12)年2010(平成22)年北海道東北関東Ⅰ 関東Ⅱ 北陸東海近畿Ⅰ 近畿Ⅱ 中国四国北九州南九州全国図4地域別の食塩摂取量の推移〔国民栄養調査,国民健康・栄養調査 昭和55年(1980)-平成22年(2010)〕2010(平成22)年55.566.577.52000(平成12)年男性女性70歳代60歳代50歳代40歳代30歳代20歳代(g/1,000kcal/日)2005(平成17)年2010(平成22)年55.566.577.52000(平成12)年70歳代60歳代50歳代40歳代30歳代20歳代(g/1,000kcal/日)2005(平成17)年図5 食塩摂取密度(摂取エネルギー1,000kcal当たりの食塩摂取量)の推移〔平成12年国民栄養調査・平成17・22年国民健康・栄養調査結果より算出〕