カレントテラピー 30-7 サンプル

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7July 2012Vol.30 No.7治療薬解説:開発中の新しい血糖降下薬―今後の展望SGLT2阻害薬広島大学大学院医歯薬学総合研究科創生医科学専攻探索医科学講座医化学研究室大谷裕一郎p.80グルコキナーゼ活性化薬横浜市立大学....

7July 2012Vol.30 No.7治療薬解説:開発中の新しい血糖降下薬―今後の展望SGLT2阻害薬広島大学大学院医歯薬学総合研究科創生医科学専攻探索医科学講座医化学研究室大谷裕一郎p.80グルコキナーゼ活性化薬横浜市立大学大学院医学研究科分子内分泌・糖尿病内科学助教中村昭伸p.85GPR40選択的作動薬川崎医科大学糖尿病・代謝・内分泌内科学講師亀井信二p.91GPR119受容体作動薬国立病院機構京都医療センター糖尿病センター/京都大学大学院医学研究科内分泌代謝内科小鳥真司p.97新しいインスリンアナログ製剤漢方薬療法糖尿病の漢方治療Key words近畿大学医学部内分泌・代謝・糖尿病内科講師山内孝哲p.103薬剤による1型糖尿病の予防糖尿病性神経障害の治療薬座談会藍野病院内科副部長吉田麻美p.108埼玉医科大学内分泌・糖尿病内科教授粟田卓也p.114弘前大学大学院医学研究科分子病態病理学教授八木橋操六p.116薬物療法新時代の糖尿病治療の実際p.118司会野田光彦国立国際医療研究センター病院糖尿病研究連携部長出席者吉岡成人島田朗東京都済生会中央病院糖尿病・内分泌内科部長長坂昌一郎自治医科大学内科学講座内分泌代謝学部門准教授NTT東日本札幌病院内科診療部長/糖尿病内分泌内科部長バックナンバー………………………………………p.134次号内容目次…………………………………………p.135今月の表紙高齢者保険1964年2月24日発行のイスラエルの切手.保険制度10周年を記念して発行された4枚セットの1つである.意匠は老人を手掌に載せてしっかりと支えているもので,高齢者保険をイメージしている.中東のユダヤ国家イスラエルは,ガザ地区やヨルダン川西岸の領土問題でパレスチナとの間にいまだ戦闘が続いている.しかし,自国民に対しては,世界有数の高度な医療が受けられる制度が整備されている.健康保険制度が充実しており,国民皆保険も達成され,国民は4つの健康保険組合のいずれかに加入する(加入の義務がある).健康保険税は原則,給料から天引きされる.働いていない場合は支払い通知が来る.保険に加入していれば,無料で医師の診察が受けられ(治療を受ける権利がある),日本では保険がきかない妊娠や出産についても,カバーされる.医療への受診は,ホームドクターの受診により,診断書をもらってから専門医にかかることになり,英国と類似している.1964年に10周年を迎えたということは,イスラエル建国(1948年)のすぐ後に健康保険制度が整備されたことになる.ちなみに,わが国では健康保険制度は1922年に発足しているものの,国民皆保険が達成されたのは1961年である.東京大学医学教育国際協力研究センター教授北村聖